【北ア】稜線&ピークハント 大天井岳から蝶ヶ岳 2日目

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何か物音がする。…窓が揺れる音だった。なんだろうともぞもぞと起きて音のする方を見てみる。…風だ。ものすごく強い風が吹いてる。この時期の朝の寒さにこの風はマズイ。もしかしたら寒すぎるかもしれない。
外を見るとうっすらと明るくなり始めていた

とりあえずダウンベストとソフトシェルを着込んでご来光を見に行く準備。たけひーさんも起きた模様。おはようおはよう。
カメラを持って外へ。さんんんんむいいいい!!! 風強すぎいいい!!!
ニット帽とインナーグローブ持って来ればよかったと思うほどに風が冷たい。滋賀の真冬のソレ。
ガクブルしながらそのときを待つ。


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おお

おおおお…


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1日が始まった。
綺麗だ。言葉にすることが難しいけれど、暖かい気分になる。


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後ろを見れば槍穂高が赤く染まっていた。昨日仲良くなった夫婦から聞いたけれど、頂上から麓へだんだんと朝日を浴びるのをモルゲンレーテというらしい。Wikipediaによるとモルゲンロートと呼ぶようで、朝日で山が赤く染まる現象のことを示すらしい(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BB%E5%B1%B1%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7)
よし明日の朝はちゃんと見よう。


さて、気分は暖かいけれど身体は凍てつく風の暴力を受けているのでさっさと小屋へ退散。(゜´^ω^`゜)。゜.。

受付でお弁当を受け取り二人でmgmg
昨日よりは少し余裕を持つために早めに出発することに。めちゃくちゃ寒いので中厚手ウールアンダー、シャツ、ダウンベスト、防風ソフトシェル、シェルグローブで出撃。飲料水残量ok。出発!

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少し歩くと物資運搬のヘリがきた。改めて小屋で普通の生活ができるありがたさを感じる。
キンと冷える空気の中稜線をひた歩く。


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ときたま槍ヶ岳に見とれたり。

と、その時ふと足元をみると何かを発見。あ、ライチョウだ。



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鳴きもせず、逃げもせず、キョトーンとこちらを見るだけの白い塊。かわええ。



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しばらく歩くと見えてきた…。常念岳だ。2時間くらい歩いたかな。ひとまず常念小屋でラーメン、スティックパンmgmgして体力ゲージ回復。東京の方から来たおばさまと30分ほどおしゃべりしてからいざ常念岳へ!


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はっはっはでかい。登り始めるとこれほんとに終わるのかってくらい上に頂上がある。

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もしここから落ちたらと考えてしまう。怖や怖や。
中腹くらいまできたかな?頂上が近づいてる気がしない。大天井岳もそうだったけど、どうしてこんなに岩がゴロゴロした山なんだろうか。でっかい巨人がその辺の岩集めてきて適当に盛ったとしか思えない。

空気が薄い。筋肉は元気なのに呼吸が乱れる。たのしい。
もう少し、あと少しで頂上、でもあと少しが終わらない。三点支持を意識してフラつかないように。たった数回しか行って無いボルダリングのノウハウが意外に役に立ってる。



そしてようやく急登を登りきる。よし、よし、……よっしゃああああ!!!!!

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常念岳制覇!!!
なんだこの景色、全部見える。最高の気分だ。
槍ヶ岳方面もよく見え、大天井岳、松本の街、そして蝶ヶ岳方面。

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ほんと全部見える。達成感と安堵と感動、色んなものが混ざって笑いになって出てくる。おかしくてしょうがない。
頂上にいたお兄さんに写真を撮ってもらう。たけひーさん足取り軽くてほんと驚かされる。


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望遠で寄ってみると大キレットが見える。行きたいような行きたくないような・・・。

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さてさて、ここが今日のゴールじゃあない。目指すは蝶ヶ岳ヒュッテ。
あと1/3ほど工程が残ってる。名残り惜しいけれど進もう。


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登りより下りの方が苦手な私はマイペースに下る。乱暴に下るとすぐに膝へダメージが蓄積されてしまう。

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常念岳を振り返る。 こちらからみると光の具合もあいまって余計に険しく見える。



森林地帯に入ったところでお昼ご飯。熊対策にiPod にヘッドホン繋いで音量MAXで鳴らしながら調理。ふふふ、ドライフードだけどお昼ご飯は牛丼よ! (写真撮るの忘れた)


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おなかも満たしたところで蝶槍へ。森林地帯を歩くのは逆に新鮮。稜線出るとほぼこんな事はないからなぁ。
ペースを守り、呼吸を整えながら蝶槍を制覇。登り切ると本日のお宿が見えてきた。
あの辺だねーなんて話ししてると、明らかに軽装な女性が現れた。話してみると蝶ヶ岳ヒュッテのスタッフさんらしい。今夜はお世話になります。



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こうなればあとはのんびり歩けばいいだけ。ゆっくり行きましょう。大丈夫時間はまだまだある。



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そして蝶ヶ岳ヒュッテ到着!!
振り返ると穂高が雲に飲まれていた。雨雲って感じじゃないけどなんだろうあれ?するとそれが私たちにも降ってきた。あ、コレ雪だ。通りで寒いわけだ`,、('∀`) '`,、

さっさと小屋にはいるわよ!受付して、荷物をポーイしてやる事は決まってる。



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はい最高。
生ビールが五臓六腑に染み渡ります。うんまい。
途中何度かすれ違ったおじさんも小屋に到着して一緒に乾杯する。なんかこういう感じ、北海道のライダーハウスのやりとりと似ている。みんなすごいエピソードを持っていてそれを聞くのがとても楽しい(このおじさんは冬季に中房温泉から大天井岳までラッセルして登ったことがあるらしい。意味がわからない!)。



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後は荷物を整理して残りの水、行動食を確認、足りない分は今夜小屋の売店で買えばいい。整理やツイッターしている間に晩御飯の時間になり、待望のごはん!
お代わり何回もして腹一杯食べました( ˘ω˘)

食後はコーヒーを沸かして飲む。星空も見られたら最高だったけど、生憎の曇り空。仕方ないので小屋の中でゆっくりしていたら、外国人グループに声をかけられる。どうやらクッカーを貸して欲しいらしい。オッケーオッケー!クッカーを手渡すとお礼にお茶をご馳走してくれるらしい。ありがてぇ…。花のお茶らしく、今まで飲んだことない味だった。美味しいお茶でした。



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さていよいよ明日で最終日。帰りたいようなそうでないような。とにかく風呂に入りたいのは確かなことだった。
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